technology

シェルモールド中子の製造技術

硅砂

シェルモールド法多量生産に適するように開発された精密鋳造法の一種です。 1944年にドイツのJ.クローニング博士によって発明されました。   約 300℃に加熱した金型に離型剤を塗り、硅砂とレジン混合したRCSを原材料とし金型内に吹き込み、硬化させシェル中子(砂型)を造ります。その鋳型に溶湯を注入し鋳造する方法です。金型を二枚貝の殻に見立て成型していることからシェルモールドと呼ばれています。

シェルモールド法で成型した              シェル中子(砂型)

精度の高い鋳物を作ることが可能なため、自動車のエンジン部品や                足周り部品、トランスミッションケースなど多くの製造に                         使われています。

●中子(砂型)を利用し鋳造した部品

デファレンシャル
キャリア

トランス
ミッションケース

ナックル

ベアリングキャップ

中子とは・・・

中子とは中に空洞がある鋳物を作る際に、空洞にあたる部分として、鋳型(いがた)の中にはめこむ砂型のことです。
この砂型を鋳型の中にセットし、鋳造すると鋳鉄などが流れ込まない部分ができます。
鋳造工程の最後に砂を落した後、中空構造の鋳物を造るために使用されます。

flow

シェルモールド中子成型に関する手作業の流れ

(1)射出成型機に対する手作業工程

1.金型交換作業

2.可動作業

(2)金型に対する手作業工程

3.掃除作業

4.離型剤塗布作業(20~30ショットに1回)

(3-1)製品に対する手作業工程

5.取り出し作業

6.良否・判定作業

7.バリ取り作業

8.台車乗せ作業

(3-2)製品に対する手作業工程(指示有品)

9.塗型(ドブヅケ)作業

10.塗型(ハケ塗り)作業

11.接着(接着剤塗布)作業

12.接着(貼り合わせ)作業

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