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鋳造成型に伴う単純作業のロボット化

杉松産業株式会社では従業員を過酷な作業環境から解放するため、中子成型に伴う単純作業のロボット化を進めています。

計画概要

導入背景について

国内大企業では多量生産品を社内で自動ライン成形しているが、多種生産は採算性が落ちるため外注生産を行っている。

小企業は多種少量生産「月産数約50~10,000個程度」、約80種程度が主流の仕事で、手間がかかる上、コストをかけられない事情から自動化の設備投資が遅れている。

3Kである製造現場から作業者を解放することで、人手不足の解消、品質を安定化させ、企業価値を高める。

導入工程

現在の中子を成型する工程の概要・・・
①成型機から中子を取り出す
②成型機に残る廃棄砂の除去
③バリ取り
④品質チェック
⑤台車へ格納

その他、塗型、接着、金型交換、離型剤の散布等・・・

この中で、単純作業であること、作業者の負担が大きいことから
①と②の工程を行うロボットを導入する。

自動化内容

【ロボット導入対象工程】
①中子取出し ②廃棄砂の除去
上記の工程をロボットを導入していきます。

導入実績

●取出しロボット1台
●バリ取りロボット3台

実現期待効果

●省人化:6人→5人
●生産性の向上:15%アップ
●体力消耗の激しい重作業からの作業員開放
●挟まれ、熱傷などの人的エラーリスクの回避
●コスト低減 15.3%減を目標とする
●製品の不良率現状0.9%→0.001%以下

システムの概要

H26年度補正予算のロボット導入実証事業において採択され、愛知県の方でも取り上げていただいた内容の紹介ビデオです。

その他

現在、カメラによる良否判定システムを作成中

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